新しい職場というのは、ドキドキするものですよね。仕事を覚えられるかな、働く仲間として認めてもらえるかな…など、不安がつきません。
チームワークを基本とする介護現場の新入職員たち特有の悩みもあります。
それぞれの属性に合わせてご紹介するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
新入職員の悩み
・新卒職員
学校を卒業して、初めて仕事をする人たちを指します。
コロナの影響でオンライン化が進んだこともあり、「仕事についていけるか」という悩みが増え、「仲間との協力体制」を求める若者が増えているようです。
介護業界の研修や教育は基本的に対面だと思いますが、会議などはオンラインを取り入れているところもあるのではないでしょうか。
また、上司に対して求めることは「傾聴し、一人ひとりに丁寧に接する」こと。厳しく指導されることを嫌う若者の増加に拍車がかかっています。
参考:2021年 新入社員意識調査
・外国人労働者
外国人労働者が一番初めにぶつかる壁は日本語です。
また、知らない人だらけの日本で働くことの孤独感も大きな問題だといえます。仕事をしている時間は職場の人との関わりがありますが、私生活でその関係が継続できていないと孤独感が高まります。
さらに仕事だけではなく、生活をしていくことも大変なことです。仕事以外の生活に関してもフォローが必要になるでしょう。
・中途職員
別の介護事業所で介護業務の経験があり、転職をしてきた職員のことを指します。
年齢、性別、様々なバックグラウンドを持っている人たちです。良い意味でも悪い意味でも、過去の経験により考え方や仕事に対するスタンスは、決まっているケースが多いでしょう。
このような中途職員に対しては、なるべくそのバックグラウンドに近い職員や、同じ年代の職員が対応できると、同じ目線でフォローすることができます。
このように、新入職員の属性によって悩みは様々です。さらにはそれぞれの性格によっても、つまずくところ、悩むところが異なります。新入職員の悩みは多様化しているので、受け入れる事業所は密にコミュニケーションを取り、対応していくことが求められます。
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