待ちに待った新入職員!しかし受け入れ、仕事を覚えてもらって一人立ちするまでは労力がかかります。
何を準備すればよいのか?気をつけることは?わかりやすくご紹介します。
1.新入職員受け入れ準備
・必要備品を揃える
タイムカード、制服、デバイス、個人アカウントなど、事業所によりますが、入職初日に間に合うよう、余裕を持って準備しておきましょう。
・研修プランを検討する
研修プランを企画する流れは下記のようになります。
① 「いつまでに」「どのようなことができる状態になってほしいか」をイメージする。
② 「誰が」「どのような方法」でレクチャーするかを考える。
③ 研修担当など、新入職員に関わる担当を選出、依頼する。
④ 研修スケジュールを具体的に考える。
詳細スケジュールを考えます。少し余裕を持ってスケジュールを組みましょう。スケジュールに余裕を持つことで、新入職員のペースに合わせて研修を進めることができます。
⑤ 研修資料を作成する。
研修スケジュール、マニュアルなど
研修資料の作成は重要な項目です。特に初めて介護の仕事をする職員にとって、口頭だけでは内容を理解・記憶するのは難しいためです。資料を用意しておけば、研修後に振り返ることができるので、記憶を定着させる手伝いができるでしょう。
また、外国人労働者には読み仮名付きの資料を準備するなど配慮するとなおよいでしょう。
2.新入職員受け入れに大切なこと
・入職してくれたことへの感謝の気持ちを伝える
不安でいっぱいの新入職員にとって、先輩職員たちが温かく迎えてくれるだけで心がホッとするものです。
感謝の気持ちの伝え方は様々です。歓迎会を開催する、研修資料を充実させる、笑顔で接して話しやすい雰囲気づくりをするなど。形にとらわれず、今の職場でできる最大のおもてなしをしましょう。
・新入職員のペースを見ながら進める
新入職員によって、研修の進み具合やつまずくポイントは異なります。介護経験のある中途職員は介護の基礎はあるものの、自分の中でやり方が決まっていると、新しい職場のやり方を受け入れられなかったり、変えるまでに時間がかかる場合があるでしょう。新卒職員であれば、介護技術とは別に社会人マナーを覚える必要があります。外国人労働者は介護技術については、比較的早く覚えられる傾向にあるようですが、日本文化に慣れるまでに時間を要します。
このように、新入職員のバックグラウンドや性格により予定より時間がかかってしまうことがあります。そのためなるべく研修スケジュールには余裕を持たせ、研修担当、新入職員、共に無理なく進められるように計画しましょう。
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